第8話「人生とは、他人の設計図で作るものではない。どんなに稚拙でも自分で描くべきだ。」

    脚本/望月真理子 絵コンテ/清水聡 演出/黒田幸生

    美とは一方で罪深く、また一方で美徳である。

    を壊して、現実じごくへ帰る――。」


    街中に響き渡る美しい歌声。
    絶大な人気を誇るアイド「μに見守られるように、
    この街では穏やかな日常が流れてゆく。

    式島律は、宮比市立吉志舞高校の1年生。
    スポーツに勉強そして友達にも恵まれ、
    青春真っ只中の充実した高校生活を送っていた。

    時は経ち、2年生として迎えた入学式。
    新入生代表として壇上に上がった少年は、
    本来そこにいることがありえない人物で――

    第1話「冷静さを見失うと、真実と真理にたどり着くことはできない。」

    脚本/待田堂子 絵コンテ/和田純一 演出/美甘義人

    充実した高校生活を送る、式島律。
    ある日大人気アイドル『μ』の新曲を聴いた律は、曲の中に助けを求めるような声が入っていることに気づく。
    友人たちに確認する律だったが、誰もその問いに答えようとしないばかりか、様子がおかしいと感じる。
    得体の知れない違和感が積み重なる中、迎えた入学式。新入生として入学してきたのは――

    第2話「不安、焦燥などといった負の感情は他人を巻き込んでいく。」

    脚本/竹内利光 絵コンテ/菅原静貴 演出/菅原静貴

    異形化した生徒たちに襲われた律は、巨大な拳銃を持った佐竹笙悟に助けられる。
    容赦なく生徒を撃つ彼に困惑する律だったが、
    他の人間には巨大な拳銃も異形化した生徒も見えていないことがわかる。
    わけがわからないまま家に帰った律の目の前には、ノイズがかかり、同じ台詞を繰り返す母親の姿があった。

    第3話「何故、生きているのか?人生について突き詰めて行けば行くほど、混乱してしまう。」

    脚本/永井真吾 絵コンテ/石川俊介 演出/石川俊介

    別人と入れ替わってしまった母親を探すため、篠原美笛はどんな情報でも集まるというスイートPのお茶会に参加することに。しかし皆お菓子に夢中で、誰も話を聞いてくれない。
    美笛はなんとか話を聞いてもらおうと「ゆめかわいく」奮闘するのだが…
    一方、世界の果てを見てしまった律は、笙悟に会うため旧校舎の音楽準備室へ向かうのだった。

    第4話「自分の存在を認めない人間は、他人からも尊敬されない。」

    脚本/望月真理子 絵コンテ/日巻裕二、和田純一 演出/小野田雄亮

    笙悟とアリアからこの世界の真実を聞かされ、なんとか力を貸して欲しいと頼まれる律。
    そんな律同様に世界の異変に気づいた篠原美笛と守田鳴子が音楽準備室にやって来た。
    そして「ゴシッパー」上での神隠しが話題になっている中、
    図書館に行った友達と連絡が付かないと、巴鼓太郎が駆け込んでくるが――

    第5話「誰でも傷つくことはある。だが、傷ついていることに気付かない者は癒やされない。」

    脚本/竹内利光 絵コンテ/関野関十 演出/関野関十

    水口茉莉絵に誘われるがまま、メビウス内にあるマリンリゾート「シーパライソ」にやって来た律達。
    アトラクションを楽しむ一行だったが、突然「目が合ったかも」と、
    普通の人には見えないはずのアリアが言い出した。
    その人物は男子に取り巻かれるほどの美少女で、律も話しかけに行くのだが……?

    第6話「前向きなだけが前進とは言えない。状況を知ることも大切な一歩だ。」

    脚本/待田堂子 絵コンテ/安田賢司、和田純一 演出/近藤一英

    街中にμの歌が響き渡り、楽士とデジヘッドが律達に襲い掛かる。
    なぜ現実に帰らなければならないのか。
    闘いの中でそれぞれの現実と向き合う決意を固めていき、一斉にカタルシスエフェクトを発現する。
    しかし律だけは、にがくて苦しい現実を思い出すことができないのだった。

    第7話「絶望的な状況である時こそ、笑顔をたたえることが必要だ。」

    脚本/永井真吾 絵コンテ/安田賢司、加瀬充子、美甘義人、
    和田純一 演出/美甘義人

    戦闘から一か月。μは姿をくらまし、楽士も目立った動きを見せていない。
    そんな中、音楽準備室改め、帰宅部部室では部員たちが鍋を囲んでいた。
    買い出しに出ていた律だったが、突如周りから人が消え、街は不思議な空間に変容する。
    そこにμが現れて――

© FURYU/Caligula製作委員会